【サッカー人気5位】【浦和を語ろう】サミュエルに聞く:今日は監督も満足でしょう…

「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「クラブの中で何人かお腹の不調の訴えをしている選手がいて、それは松原もロペスも含めてそう。次のゲームにはいけるんじゃないかと思う」(ホーランド監督)他 [ヴェルディ戦後コメント]

 

 

[コメント]

スティーブ ホーランド 監督

「最初に伝えさせてもらいたいのが、ファン・サポーターのみなさん今日も駆け付けていただきありがとうございます。名古屋戦では遠くまで多くのファン・サポーターが駆け付けてくれた。そしてバスでこのスタジアムの入り口に入る時もすごく驚かされた。キックオフ2時間前にもかかわらず、あれだけたくさんの方々に来てもらったことに感謝したい。今日の試合は、ウチだけではなく他のチームでもバチバチやるような試合内容だったと思う。両チームともお互いを出し切って、ぶつかり合った内容の試合だと思う。選手たちには文句の言いようがないし、すべてを出し切ってくれた。今シーズン今日までの問題点となっているファイナルサードの質。前半なかなか難しかったけど、後半に入って少し質を高めたと感じた。勝ち点3が本当にほしかったが、勝ち点1は取った。チームにとっても彼にとってもそうだけど、キャプテンの喜田が6ヵ月ぶりに90分をプレーした。そこはすごくチームにとってポジティブだなと思う。どれだけ離れていてもゲームに入って見せてくれたのは素晴らしかったと思う。諏訪間はスタートからデビューを飾って、あれだけのものを見せてくれた。フル出場を誇りに思っていいと思う。そして(松村)晃助もデビューした。何をしなければいけないのかを考えながら、未来の若き選手たちがデビューを飾っていいプレーを見せてくれたのはよかったと思う」

 

 

 

 

――アンデルソン・ロペス選手がメンバー外だったのは、怪我なのか、コンディション面なのか、教えてください。

「クラブの中で何人かお腹の不調の訴えをしている選手がいて、それは松原もロペスも含めてそう。次のゲームにはいけるんじゃないかと思う。ヤンは太もも裏のところに軽く訴えがあった。太もも裏の症状は軽いけど、そこの情報を得た時に今日は避けたほうがいいんじゃないか、ハイリスクになるんじゃないかと思ったので、彼も大事を取った。ヤンも次の水曜日の試合には準備できるんじゃないかと思う。ロペスにしてもヤンにしても、この2人が帰ってくることで攻撃力があると思う」

 

 

 

 

――3試合連続で無得点の現状と解決策は?

「選手に聞いてもらってもいいが、攻撃のところの練習も日々やっている。とにかく続けていくことだと思っている。もちろんこの3試合で違いはあったと思う。岡山戦ではチャンスをたくさん作った中で、そこを決めきれなかった。そのあとの名古屋戦で前半はチャンスを作ったが、後半はまったく自分たちのやろうとしていることを出せなかった。今日の試合でもすごくタイトな内容だった。競争率の高いお互いのチームのぶつかり合いで、大きな局面はなかった。自分たちが何を改善しなければいけないのかはわかっている。オープンプレーでの失点はほぼないし、そこは改善されている部分もある。明らかになっている問題点は得点の部分。そこをしっかりと仕留めていかなければいけない中でどうしていくかということ」

 

 

 

 

――連戦が続くが、次に向けてどのように準備していく?

「2~3週後のスケジュールを見ても試合が多い。喜田が帰ってきたこと、そして次の水曜日には松原、ヤン、ロペスなどが帰ってくると思う。いま抜けている選手が戻ってきてくれることで人数も増えてくるし、その中で全員が必要になってくる。それがいい部分だと思っている。今日はこの間の試合から5人を変更した。MFの2人、前の選手もそう。トップのチームは守備のところはそこまで変化をもたないと思っている。そこはなかなか変更したくないと思う。大事になってくるのは、そこで頭を使って必要な部分は変えなければいけない。チームにとって、選手にとって、何が的確なのか。それを考えながらやっていかなければいけない」

 

 

DF 33 諏訪間 幸成

「本当にアップからめちゃくちゃ楽しかった。小さな頃から目標にしていたところ(日産スタジアム)でピッチに立ってプレーできたのをうれしく思う。いつか出られると思っていたので、いい準備をしていてよかった。

 

 

 

 

課題だったセットプレーから失点しなかったし、失点ゼロで抑えられた。攻撃の部分でも前節よりはチャンスが増えていたと思う。全体的にネガティブになる必要はないし、もっと向上させないといけないけど、手ごたえのある試合だったと思う。あとはゴール前のクオリティの部分で、クロスが簡単にキャッチされる場面が何回もあったし、クロスを上げる位置が低いと後ろから見ていて感じた。もっとポケットを取る動きがあれば相手もキツくなってくるだろうし、そうすればセカンドボールももっと回収しやすくなる。ビルドアップの部分を安定させてプレーすることと、後ろが数的同数でも守れるオーラを出しておけば、前線の選手は自信を持って前に行けるので、そういったサポートをしていきたい」

 

 

 

 

 

MF 41 松村 晃助

「名古屋戦からメンバーに入っているけど、法政大学からこの時期にマリノスに参加させてもらっている以上、感情としては開幕戦でメンバーに入った時よりも試合に出て自分が活躍していかないといけないと考えている。その時の意思や試合に対する気持ちはすごく変化してきているので、次の試合に向けてまた1週間頑張っていきたい。こうして法政大学の活動がある中でマリノスに参加させてもらっているので、この経験を法政大学に還元させていく必要がある。

 

 

 

 

 

 

ヨコエク

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